技能評価試験

ついにやってきました。「溶接の技能評価試験」
前日の、恐怖の学科試験は、お勉強をしたので大丈夫だと思うんだけどicon07それでも??・・が2問ほど有ったicon20

そんでもって今日は実技の試験
一番最初なので「基本級」からスタートです。
技能評価試験
10時受付開始になって居たのでちょっと前に行くと実習場は「すげー煙」がモクモク
200人以上の方が今日は試験に集まっているのです。無理も無い
今日は、私どもの様な初心者から超ベテラン原子力発電所のパイプラインの溶接をする様な方々とごっちゃ混ぜの試験でございます

溶接士は「日本溶接協会」が認定しているのですが3年に一度、ライセンスの更新の為、実技試験をしなくてはならないのです。
このライセンスを取得するとJISの規格の溶接が出来るのです、簡単に言ったら公共の橋や建物のお仕事が出来るのですが…。


受付を済ませて試験材料を受取り→開先の加工→順番待ちになるのだが仲間内では一番最後になって居る
「〇〇君の後か~時間が掛かるだろうな~」と心配していたのが見事的中
やり直しの効かない「一発勝負の溶接試験」緊張しまくりで、張り詰めて手が全く動かないicon07

「まあ良いや、のんびり他の人のやり方でも覗いて見るか」と実習場をうろうろしていると
どっかで見た事がある人が試験検査立会人?icon08
「ヒロ爺さん」が…そういえば試験日いつやるのか聞いていたな~
お邪魔しない程度に雑談をして他の方の結果を見てみると
icon08「すげ~芸術的に仕上げている」方も居れば、私の方がちょっと自信が持てそうicon02と想えたりで色々でした。

そんなこんだやってやっと自分の番がやって来た。
半自動溶接なんとか無難に出来た?
もう1種類の手溶接は「ギャンブル」余りやりたがらない「当て金無し」でチャレンジ
鉄板と鉄板に当て金が有れば溶接は楽に行くのですが今回は無いのです。
隙間を埋めながら繋げるのです。
最初の1層目が肝心ですが、アークが強すぎれば2ミリの隙間が溶け落ちててしまいアウト
しかしちょっと弱いと隙間が埋めきれず「曲げ試験」でアウトになり非常に微妙icon07 
泣いちゃう事に、ここで使う溶接棒は低水素系でアークが出し難い上に、溶接中に角度を間違えるとブチッとアークが消えてしまう、恐ろしい代物なのです。
慎重にアークが出ている溶接棒を試験片に当てて最終のエンド部まで角度を調整しながらやっとの思いで終了。
「よっしゃー」裏波が出来ている。と確信を持って最終の仕上げまでやったのでした。
最後に試験官のヒロ爺さんに確認をしてもらい「これなら大丈夫」と言ってもらった時には半分「ホッ」としました。

外観試験では大丈夫だとは思いますが「曲げ試験」が終わり、結果が届くまで「う~ん」どうだっただろうな~ 












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